健康的な和食
日本人にとっては、昔から当たり前のように食べてきた和食。
この和食が健康にいいということで、今世界中から注目を集めています。
和食が健康食と言われる所以は多くあります。
①料理の形態
和食は一汁三菜の形が基本的な形となります。
一汁三菜にすることで、それぞれの料理の味付けや食材、調理法が変わります。それによって栄養のバランスの偏りを防ぐことができるのです。
また、1人分ずつお盆に載って出てくることで、明らかな食べすぎを防ぐことにもつながります。
味噌汁を飲みながら食事をすることもお腹が膨らむので、食べすぎ防止に一役買っているのです。
③味付け
地域にもよりますが、和食は出汁をとって、食材の味を生かす味付けをするので、基本的に味付けは薄めとなり塩分の取りすぎを防ぐことが出来ます。
また、和食に欠かせない醤油や味噌には酵素が含まれています。
酵素はダイエットに効果的で、最近は酵素ダイエットというダイエット方法もあるくらいです。
そんな酵素をお味噌汁を飲むことで毎日摂取するため、健康的にダイエットをしているのと同義なのです。
②食材
日本は海に囲まれている影響もあり、魚がメインとして使われることが多いのが特徴です。
それが一因となり、肉をメインとする洋食や中華と比較して低カロリーになるのです。
そして日本には四季もあり、それぞれの四季に旬の食材というのが存在します。
旬の食材は栄養素が高いので、効率の良い栄養の摂取が可能にしています。
このように和食は日本人の健康的な生活に欠かせないものなのです。
しかし、食の欧米化が進み、和食をいただく機会は減ってしまっているのが現状です。
それに伴って、日本でも肥満人口の増加や、生活習慣病の罹患率の増加などの問題も起きています。
健康的な生活を送るためにも、日々の食事に和食を取り入れて行きませんか？
